大日本報徳社 仰徳学寮

大日本報徳社 仰徳学寮
所在地  :掛川市掛川1176
建設年  :1884(明治17)東京市内
移築年  :1938(昭和13)掛川に移築
構造・階数:木造・2F
備考   :旧有栖川宮熾仁親王邸侍女部屋
      静岡県指定有形文化財(2014年3月指定)
      以前は掛川市指定文化財
Photo 1989.8.16

 東京の霞が関で旧有栖川宮熾仁(たるひと)親王邸の一部、侍女部屋として建てられたもの。1924(大正13)年以降は帝室林野局仮庁舎として使われた。皇紀2600年(1940・昭和15)の記念として譲渡され、1938(昭和13)年に現在地に移築された。

 木造2階の学校施設で、講習会などを開くことができるが、2001年時点では1階のみが利用されていた。その後、2012(平成24)に敷地内で曳き家移設されている。


玄関 Photo 1989.8.16


2階廊下 Photo 2001.7.12

 2001年時点ではほとんど使われておらず、傷みもかなりあるような感じだった。


2階 Photo 2001.7.12

 2階の部屋には暖炉とおぼしきものもあった。部屋の間は引き戸ではなく扉。

 2012(平成24)に曳家により移動され、2013年春に修復が完了。現在は会議室や講義室に使われている。

大日本報徳社 - 掛川市
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大日本報徳社 - Wikipedia
2021.4.11
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