都市環境デザイン | |||
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区分 ライフマネジメント学科専門科目 | 単位数 2単位 | 開講時限 秋 金曜3限 | 種別 選択 |
担当者 松本泰生 | Website | ||
講義の概要: 私たちは日頃無意識的に周囲の生活環境、都市環境に接しているが、それらは私たちの暮らしや生活の質に深く関わるものであり、また年月をかけて築かれたものである。この授業では私たちを取り巻く都市の生活環境に改めて目を向け、そのデザイン理念や考え方、デザイン手法について多角的に学ぶ。具体的には、公共空間、商業空間などの都市デザイン、自然的環境、ランドスケープ、環境共生のデザインなどについて事例を通して学ぶ。また、まちづくり、住民参加などについても学ぶ。 | |||
講義の達成目標: 都市というものが年月をかけて形成されてきたこと、そしてその空間デザインや環境デザインは、現代の私たちの生活にとって必要不可欠のものとなっていることを理解する。また、今後のそれらのあり方についても理解を深める。 |
回 |
月/日 |
テーマ |
内 容 |
1 | 09/30 | 授業ガイダンス |
授業の進め方、ねらいについて |
2 | 10/07 | 街のスケール感 |
路地空間の小さなデザイン、広域的・大規模な空間デザイン、ヒューマンスケール |
3 | 10/14 | 現代の都市 |
都市の成り立ち、都市を支えるインフラ、都市計画の歴史 |
− | 10/21 | 休講 |
休講 |
4 | 10/28 | 都市環境デザインの概念 |
「都市環境デザイン」が生まれた経緯。さまざまな都市環境デザイン |
5 | 11/04 | 交通環境のデザイン1 |
都市交通環境の総合的計画、体系的交通施策と多様な交通手段 |
6 | 11/11 | 交通環境のデザイン2 | 公共交通の施設デザイン 広域的・大規模な空間デザイン、ランドスケープ |
7 | 11/18 | 公共空間・歩行者空間 | 中心市街地の歩行者空間のあり方 広場、トランジットモール |
8 | 11/25 | 路上のデザイン |
サイン・ストリートファニチュア・照明など、まちかどのデザイン |
9 | 12/02 | 商業空間のデザイン |
商業形態の変貌と空間デザイン。地域・商店街振興 |
10 | 12/09 | 公園・緑地・まちの緑 |
都市部における緑地環境の重要性。そのデザインと維持管理 |
11 | 12/16 | 地形と都市 |
地形と都市景観デザイン、地形を活かした街並み計画 |
12 | 12/23 | 水辺空間のデザイン | 水辺空間の利活用。港湾地区の再生。 河川・運河の親水空間。水路・池沼周辺のデザイン |
13 | 01/13 | 歴史的町並み | 歴史を生かしたまちづくり。町並みの保存・再生。 産業遺産の保存と活用。観光まちおこし。 |
14 | 01/20 | まちづくりと住民参加 |
まちづくり・総合計画・マスタープラン・住民参加 普及・啓蒙、地域コミュニティのデザイン。建築基準法と用途地域 |
15 | 01/27 | 地域環境をデザインする | 地域環境デザインの手法 調査(地域資源の発見)・分析・計画・立案 |
履修条件 | 都市空間に関心があり、意欲のある学生に限る。 | ||
成績評価方法 | 数回の小課題レポートと、授業時間内に行う小レポートから総合的に判断する。 | ||
授業外の学習方法 | ふだんから都市における様々なデザインに対して関心を持つこと。 デザインの背後にある理由についても、自分なりに考えてみること。 |