旧東海道を歩く 由比 路上観察

1994.5.2


National Shop

 町中で昔懐かしい店構えをしたNational Shopを発見。懐かしいと言っても80年代頃まではどこへ行ってもあった店の風景なのだが、都市部の店は看板などをちょこちょこ新しいものに換えるため、案外このような店舗は少なくなってしまっているのだ。大体このナショナルマークだって今は店頭にないのではないだろうか。

清水銀行由比支店本町特別出張所(元 庚子銀行)
所在地 静岡市清水区由比41
建設年 1924(大正13)
構造・階数 RC・2F

 イオニア式の角柱4本を正面に据えた小さな銀行建築。柱頭の渦が四角くなっていてなんだか中華料理の器についている模様のようである。建物の大きさには不釣り合いな階段が入口の前に付く。大体基壇が妙に高い。更に様式的なのは正面ファサードのみで、側面などは全然そうではない看板建築になっている。気合い空回りってとこか。


掲示板

 町はずれの辻でコンクリート製の掲示板を見つける。しかしコンクリート製でありながら異常にデザインされた姿に驚かされる。とんがり屋根の教会か時計塔をイメージしたのだろうか?枠内にきっちり時計が収まり、裸電球がともる。黒板の方は使われていなかったが、公民館か何かで上映予定の映画ポスターが貼ってあり、一応現役の様子。他の街では見かけたことが無いのでやはり由比オリジナルか?

日本庭園的生活 - 町の意匠:レトロな時計
2007.8.12
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