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玉の井の住居


所在地:墨田区墨田3丁目
構造・階数:木2
Photo 1994.4.17

 「昭和二十年東京地図」(西井一夫・平嶋彰彦:筑摩書房)によると、旧玉の井の建物だったとされる。玉の井は関東大震災後に形成した私娼街で、永井荷風が足繁く通ったことでも知られる。当時の建物は90年代までは幾つか残っていたようだが、現在は殆ど建て替えられ、当時の面影は殆ど無い。

 二階にバルコニー状の部分があり、もしかするとここは顔見せ部分として機能することが期待されていたのかもしれない。コーナー部が丸く、裏通りにしては凝ったつくりになっており、不思議な存在感を放っていた。


 上の写真の左手奥にも、建物への入口が複数並ぶ、赤線などに特有な建物が数年前まで残っていた。

07.2.26


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