大谷口配水塔

大谷口配水塔
所在地:板橋区大谷口1-4
建設年:1931(昭和6)
構造 :RC
Photo 2004.10.10
 

 関東大震災の後、荒玉水道組合によって建設された配水塔。東京都水道局に管理が引き継がれ、昭和47年まで使用されていたが、老朽化のため使用停止となり、解体されることになった。大谷口給水所再整備に際しては、この建物が長年地域のランドマークとなっていたこと、板橋区の景観百選にも選定されていたことを考慮して、デザインの継承が試みられるという。

 他に大きな建物が少ない住宅地の中、巨大な姿が印象的。「水道タンク前」というバス停もあり、地域のランドマークとなっていた。高台でもあり、昔はかなり遠くからでも望むことができたのではないだろうか。

 中野区江古田1-3にも同じ設計者の手による野方配水塔がある。こちらのほうは非常用貯水タンクとしてまだ現役。

 水道局施設内には立ち入りができないので、金網越しに撮影。西洋建築風の意匠とドーム屋根が強い印象を与える。

 施設の東側は路地を挟んでそのまま住宅地になっている。住宅地の中の道を歩いていると忽然と巨大な塔が現れるので驚かされる。

 初めて見ると少しビックリするが、毎日のように見慣れていると、地域の重要な景観要素・ランドマークと認識されるようになるのだろう。

2007.2.26
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