Site Y.M. 建築・都市徘徊

早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校 早稲田大学オープンカレッジ講座
東京山の手の街並み風景

2012年度冬期  水曜日3限(13:00〜14:30)


【目標】 東京では江戸期以来、山の手と下町が形作られ、それぞれ特有の文化を育んできました。東京山の手の街の歴史と、現代に息づく特有の空間構造や街並み風景について学び、その過去・現在・未来について考えます。
【講義内容】 地図、写真、絵図等の資料を用いながら、江戸から現代の東京に至る都市の変化を追い、山の手と下町を比較しながら、都市構造や街並み風景の特色を見ていきます。建築や都市空間に生活様式が反映されているさまを、講義及びまちあるきを通して把握し、東京山の手の都市空間や都市風景の特色と魅力について理解します。また、江戸から明治、大正、昭和、平成に至る、東京の都市風景の変遷を学び、東京が現在置かれている状況とその未来について考えます。
【講師】 松本泰生:早稲田大学理工学術院客員講師

第1回
1/09
【東京都心部の地形】 武蔵野台地の成立、地盤と植生。東京の川、都心の台地。
江戸〜東京の都市形成。
第2回
1/16
【山の手と下町ー街並みの特色】 山の手と下町の概念。山の手文化、下町文化。
街並みの特色。江戸〜東京の繁華街、特色のある界隈。
第3回
1/23
【山の手地域の街並み】 山の手の住宅地。繁華街・盛り場。
  :新宿・渋谷・池袋・中央線沿線・私鉄沿線
斜面地景観:坂と階段、斜面住宅地
第4回
1/30
【下町から山の手を歩く】
 まちあるき・現地集合
下町から山の手へ、都心部の地形を体験する。
(詳細は開講時に説明予定)


・上記は予定です。都合により日程や講義内容を変更する場合があります。
・まちあるきは現地集合・現地解散です。集合場所等は事前の授業でお知らせします。 早稲田校との間の移動には時間が掛かりますので、登録の際は、前後に時間の余裕をおとり下さい。

・早稲田大学エクステンションセンターのHPはこちら


【講師プロフィール】

松本泰生:
1966年静岡県生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科修了。工学博士。専攻は都市計画、景観デザイン、都市形成史など。主著に「東京の階段」(日本文芸社)、「21世紀の日本のかたち「東京の斜面地と景観形成」」(共著・彰国社)、「景観法と景観まちづくり「城下町風まちづくり事業」」(共著・学芸出版社)など。


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