東京山の手の地形と街並み 2018秋

早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校 早稲田大学オープンカレッジ講座

2018年度 秋期 木曜日3限(13:00〜14:30)

【目標】  東京では江戸期以来、山の手と下町という二つの都市空間が形作られてきました。東京山の手の街の歴史と、現代に息づく特有の空間構造や街並み景観について学び、その過去・現在・未来について考えます。
【講義内容】  東京山の手の都市空間の江戸から現代に至る変化を、街並み景観や都市構造に着目しながら見ていきます。建築や都市空間に生活様式が反映されているさまを、地図、写真、絵画等の資料を用いながらの講義と、3回の巡見(千代田区霞が関・永田町、港区高輪、新宿区戸山周辺)を通して把握し、東京山の手の街並みの特色と魅力を理解します。また、江戸から明治、大正、昭和、平成に至る、山の手の都市景観の移り変わりを学び、その現状とその未来について考えます。
【講師】 松本泰生:尚美学園大学講師・早稲田大学元客員講師
回 月日 各回タイトル 各回概要
第1回 10/04 山の手の坂と階段を体験・鑑賞する 東京山の手の坂や階段を、風景や景観の視点から鑑賞し体験する
第2回 10/11 千代田区の地形と街並み 千代田区内の台地、川・濠などの地形的な特色、特色ある街並み景観とその変遷について。
第3回 10/18 【巡見】霞が関・永田町周辺を歩く 第2回の講義を踏まえて、千代田区の霞が関・永田町周辺を歩きます。巡見の詳細は第2回の講義時に公表します。
第4回 10/25 商業空間の景 東京山の手の商業空間の街並みの特色について
 
第5回 11/01
 
港区の地形と街並み 港区内の台地、川などの地形的な特色、特色ある街並み景観とその変遷について。
第6回 11/08 【巡見】高輪界隈を歩く 第5回の講義を踏まえて、港区の高輪界隈を歩きます。巡見の詳細は第5回の講義時に公表します。
第7回 11/15
 
インフラの景 都市景観を大きく左右する要素であるインフラストラクチャーの変遷と現状
第8回 11/22
 
新宿区の地形と街並み 新宿区内の台地、川などの地形的な特色、特色ある街並み景観とその変遷について。
第9回 11/29 【巡見】蟹川周辺を歩く 第8回の講義を踏まえて、かつて新宿区内を流れていた蟹川の周辺を歩きます。巡見の詳細は第8回の講義時に公表します。
第10回 12/06 地形の起伏を利用した建築の景 地形の特色を活かした建築や再開発が織りなす都市景観

・上記は予定です。都合により日程や講義内容を変更する場合があります。
・まちあるきは現地集合・現地解散です。集合場所等は事前の授業でお知らせします。 早稲田校との間の移動には時間が掛かりますので、登録の際は、前後に時間の余裕をおとり下さい。

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【講師プロフィール】

松本泰生:
1966年静岡県生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科修了。博士(工学)。専攻は都市計画、景観デザイン、都市形成史など。主著に『東京の階段』(日本文芸社)、『凹凸を楽しむ 東京坂道図鑑』(洋泉社)、『新宿学』(共著・紀伊國屋書店)、『21世紀の日本のかたち「東京の斜面地と景観形成」』(共著・彰国社)など。


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